NAKKA-Kの技術ブログ

技術に関する知見や考え方などを投稿します。

業務で扱った技術について個人ブログを書くのは有り?無し?についてアンケートしてみた結果

Twitterで技術ブログの投稿を見た時にふと「業務で扱った技術について業務時間に個人ブログを書くのは有りなのか、はたまた無しなのか?」という疑問を持ちました。 その疑問をTwitterの投票機能によって集計した結果と意見をここに記します。

対象読者

自企業に何かしらの技術者を要する人、または技術者

投票内容について

※投票期間は終わっていませんが、完全に投票数が停滞しているため記事にしました。

(当ブログ編集時) 業務時間中に業務で扱った技術について個人ブログを書くのは有り?無し?

技術者、非技術者に対してそれぞれ有り、無しを質問しました。 この段階では「業務時間中に書く」という想定で投票を実施しました。

しかしこの時、文章に2つの解釈を持つ書き方をしてしまったため、「"業務時間中に扱った技術"について書く」という解釈と、「業務で扱った技術について"業務時間中に書く"」という解釈に2分してしまいました。

投票結果

ここでは一旦、「"業務時間中に扱った技術"について書く」という事に焦点を置くことにします。 この投票では正確に聞きたかったことが聞けておらず明確な数字に強い意味は持ちませんので、ツイートに対しての返信や引用リツイート等の意見に重きを置いて、数字は参考程度に見ていきたいと思います。

一言でまとめると、返信等の意見を見る限りブログを書くということ自体にはほとんどの人が有りという意見を持っていました。

この有りという意見を持っている人たちは、基本的に機密情報などは書かない前提のもとで有りとしています。 おそらく技術者として普段情報発信をしている人たちにはこの意見を持つ人が多いかもしれませんね。

対して、無しと答えた人の多くは機密情報や会社の秘匿技術、個人情報が特定できそうな内容などを書くのはダメだと言う意味を持っていそうでした。

機密情報などについてはもちろん書かないことが前提ですが、固有情報などについては判例の分析や医学論文のように伏せて一般化するのが良いという意見も頂けました。

そして投票の結果をみる限り無しに投票している人がそれなりに多いですが、これは「業務で扱った技術について"業務時間中に書く"」という内容に対しての投票が多そうでした。 これについてはこの後に書きます。

結果、「"業務時間中に扱った技術"について書く」という内容に関しては圧倒的に有りが多いという結果で収束しそうです。

再投票結果

前章では一旦置いておいた「業務で扱った技術について"業務時間中に書く"」という内容に関しても返信内容などを元に見ていきますが、この内容について再投票も実施しました。

前回の投票と比べて少人数の意見となってしまいましたが、投票結果としては大体想定内という思いです。

前回アンケートでも意見がありましたが、基本的にはグレーで社風や会社の仕組みなどによってどちらに転ぶか左右されそうです。 工数管理にズレを生じさせる可能性などを考慮した場合ではアウトになりがちという意見でした。

まとめ

基本的に学んだ技術について整理して何かにまとめると言う行為は、技術の定着や後から取り出せる情報の引き出しを増やす事につながります。 この学びを続ける事はその後の技術者の能力にも大きく影響を及ぼす事です。

これらの学びを仕事以外の時間で実践すれば、もちろんその人の実力は伸びていく事でしょう。 しかしそれを、仕事の中で学びを定着させる機会として、業務時間中の技術まとめを許容するかどうかは会社やチームの方針によって大きく異なりそうです。 これらを会社で実践しようと考える場合、チームのリーダーなどに話して許可を貰っておくことをお勧めします。 場合によってはデータやスライドを用いて、会社の仕組みとして取り入れるように働きかけるのも面白いと思います。

学ぶことを止めた時が死ぬ時であり、かつ「学習の最大の敵は、すでに学んだこと - (ジョン・マクスウェル)」です。 学び続け、学んだことをまとめ記すことが大事です。

追伸

再投票の投票数が少なく、どうにもデータとして使えそうな集計を諦めきれないので再々投票を実施しました。 出来るだけ多くの投票お願い致します!!!!(結果は当ブログにフィードバックします)