「テスト駆動開発」を読んでTDDについてまとめた
kent beck 著、和田卓人 訳「テスト駆動開発」を読んだ感想を書く。
TDD(テスト駆動開発)とは
- 自動化されたテストを書く。
- テストが失敗した時のみ新しいコードを書く。
- 重複を消去する。
テスト駆動開発とはこれらのシンプルな制約のもとになりたつ。
これにより多くの利点がもたらされる。
TDDの利点
- 開発が予測可能になる。(バグが残っているか心配する必要が減る)
- コードが伝えようとしている事を余すところなく受け取れる。
- 作るソフトウェアのユーザーを快適にする。
- チームメイトはあなたを信頼し、あなたもチームメイトを信頼する。
- 書いていて気持ち良い
概要
テスト駆動開発とはなんたるか、どうすべきなのかを細かく理解させてくれる。
この本内の開発は全てTDDで進んで行く。
その中でTDDを進める上での流れや、感覚というものを多く共有してくれる。著者が隣にいて、ペアプロをしているような感覚で見ることが出来る。
その時感じていること、こうした理由、いまこう思っている、と言った心情まで全て伺える。
それによって今までTDDが実用的では無いと思っていた人達にもTDDの有用性や実践方法、弱点が見えてくるだろう。
まとめ
この本を読めば、すぐにTDDを始められるだろう。
TDDの事を知りたい人、実践が難しいと思っている人にオススメできる本だ。
単純にコーディングの勉強本としても設計の仕方や多くのコードを書く過程が見られるので良書である。